第7回キャンペーン調査は、第2回キャンペーン調査と同様に、田んぼ周辺の生き物調査を行いました。
昔はよく見られた田んぼ周辺の身近な生き物が、現在はその数を急激に減っています。前回は東部浄化センター周辺の用水路で生き物調査を実施し、メダカやタニシが外来種のカダヤシやスクミリンゴガイに追いやられつつある現状が明らかにされました。
外来種以外にも圃場整備や開発などにより、トノサマガエルやメダカ、ドジョウ、ミズカマキリなど田んぼの生き物のハビタットが減少・悪化し、個体数の減少が危惧されています。
その減少している田んぼの生き物を対象種に設定し調査を行うことで、参加者に生き物や環境への興味を持ってもらい、自然環境について改めて考える機会としました。
対象種:田んぼを代表する生き物
(両生類)トノサマガエル、ツチガエル、ヌマガエル、ウシガエル
(淡水魚類)メダカ、ドジョウ、フナ
(水生昆虫類)ミズカマキリ、タイコウチ、ハイイロゲンゴロウ