富士市環境自然マップ

第1回「地衣類調査」

目的

 地衣類と大気汚染をテーマに調査を行いました。
 地衣類は共生藻をもつ菌類で、土・樹木・岩・コンクリートなど様々な場所に生育しています。鮮やかな緑色をしている蘚苔類(いわゆる苔)とは、色で見分けることができます。薄い緑・オレンジ・グレーなど、種により色はさまざまです。
 ウメノキゴケ・マツゲゴケなどの地衣類は、弱すぎず強すぎない適度な感受性があり、大気汚染(特に二酸化硫黄)に関する指標生物の一つとされています。生育する地衣類の種数も、大気汚染の状況と関係があり、大気汚染が進めば進むほど生育できる地衣類は少なくなります。

調査方法

 市内の寺院で地衣類の種類と種数を記録しました。


調査対象種

 墓石によく生育する13種類を調査対象種としました。
  ウメノキゴケ・マツゲゴケ・ヤマトキゴケ・ヒメジョウゴゴケ・ヘリトリゴケ・
  スミイボゴケ属・ダイダイゴケ属・モエギトリハダゴケ・イワニクイボゴケ・
  キッコウゴケ属・チャシブゴケ属・ゴフンゴケ(レプラゴケ)・モジゴケ属

地衣類の見分け方

 ○見分け方の資料へ

調査結果

 

富士

問い合わせ先

富士市役所 環境保全課
〒417-8601
富士市永田町1丁目100番地
TEL 0545-51-0123
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